湿式柱状改良は混合撹拌が重要です。
おはようございます
京都は今日から暑くなってきていますが現場でも頑張ってくれています
今回は、大変重要なお話をさせてもらいたいと思います。
少々長くなりますが、ぜひご一読下さい
地盤改良工事といえばどこの会社で施工しても同じだと思っていませんか?
地盤保証がついているからと、ただ安ければOKだと思っていませんか?
表層改良、柱状改良、小口径鋼管・・・など様々な工法がありますが、深度・材料・添加量
等が同じだとしても、施工方法によっては完成度は同じではないのです。
湿式柱状改良の例を挙げてみると、特に下記の要素が重要になってきます。
1.撹拌スピード
2.撹拌数(撹拌翼回転数・往復数)
所定の深度まで掘削→規定量のセメントミルクを
入れる→混ぜる、だけでOK、ではないのです。
なぜなら、土質によっては土が大なり小なり塊になったまま回転し、セメントミルクと
上手く混ざり切らない事例が多くあるからです。
だから、ひたすら念入りに撹拌することが非常に重要なのです。
この問題を解決するにあたり、多くの施工会社があらゆる対策を立てて努力しています。
例えば、供回り防止翼は当然ですが、撹拌翼を増やしたり、ヘッドの形状を変えてみたり。
しかしながら、それでもやっぱり丁寧に混合するしかないのです。
当社では、土の状態を常にチェックしながら、一般的な保証会社の規定以上に、
ゆっくりと丁寧にそれぞれ2往復し、撹拌させています。
また、当社では認証工法「ファインパイル工法eco」を採用しております。
これは、KNNスラリーという特殊な薬剤をセメントミルク製造時に添加することにより、
セメントミルクの粘度を低下させ、土とセメントミルクとを確実に混合させるという画期的
な工法です。
それでも、やはり混合を十分過ぎるほどしなければならないのです
混合撹拌時に必要な回転数は「300回転/m」というのが一般的ですが、
ファインパイル工法においては「450回転/m」以上、
なおかつ、
1サイクル目1.5m/分以下、2サイクル目2.0m/分以下
という規定を満たす必要があります。
その他にも様々な厳しい規定があります
それゆえ、必然的に時間も手間もとてもかかってしまいます。
しかし最も画期的なのは、これだけの施工をする認証工法であるのに
コストパフォーマンスが非常に良い
ということです。
本物の技術を多くの方に提供したいという一心でグランダートユニオンで考案された
工法です。
ぜひとも皆様にご利用いただきたいと思います
どうぞよろしくお願いいたします。当社のホームページです
ぜひアクセスして下さい
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